あれっ、子育て中。

育児をしながら思うこと、いろいろ綴ってます。建築関係のお仕事もやってるよ!たまにはそういう話も出るかも?

コロナの中での保育園見学、園見学でのポイント

保育園の見学について。

 

3月に出産してから、4月、5月と保育園の見学が可能か近場の園に連絡をしていたのですが、コロナの流行で全ての園に見学は断られ。

 

まぁ、当然ですよね。

 

6月から私立の保育園を中心に少しづつ再開し初めて、今月8月に入ってからほぼすべての園で見学の予約が取れたので、見学に行ってなんとなくここがポイントかな〜と思った“園見学について”を少し綴ります。

 

 

 

ポイント1、特別授業

それぞれの園で「外部講師を招いて特別授業を行なっています」と言う授業が2つありました。

 

例えば、造形の授業

 

「粘土や絵具を思う存分使わせています。そのうちに加減を学んでいます」とか、「みんなで共同の作品を作っています。」と言う園がありました。

 

それから、体育の授業

 

「転んだときに怪我をしない体の使い方を教えています。」と言う園もあれば、「徒競走で早く走るコツを生徒に伝えています。」と言う園があったり、「運動を通じてお友達と協力することを学ばせています。」と言う園もあって、体育の考え方は園によって随分違うなあと思いました。

 

あとは、リトミックをやってますとか、英語の授業がありますとか、保育園の方針が反映された特別授業がどの園にも2つあったので、もし見学中に保育園側から説明がなかったら私から質問の時間に聞いたりしていました。

 

保育園を比較する上ではっきりしていて分かりやすい重要なポイントでした。

 

 

 

ポイント2、先生の質

夫に園見学で見てきて欲しいところは?と聞いたら「先生の人柄だけ見といて〜」と言われました。

 

結構難しい課題を出されたなと思いましたが、30分くらいの見学でもやっぱり園によって先生の態度は違うなぁと思いました。

 

中でも、園長先生が1対1で案内してくれているのに、最初から最後まで一度も目が合わない…なんてことがあって、ここには息子を入園させない方がいいかもしれないと思ってしまいました。

 

あとは見た感じで嫌だなーと思う先生がいないかをチラチラと確認。

 

私が保育園に通っていた頃の記憶になるのですが、保育園にクレヨンしんちゃんの松坂先生みたいなピリッとした先生がいて、その人が担任になった時に本気で行きたくないと拒絶した思い出があります。

 

当時は自分の学年とか担任の先生とかよく分からなかったですし、今まで仲良くしてくれていた先生が急に怖い先生に交代されたことが本当に恐怖でした。

 

そんな記憶があるので、すれ違った時の先生の挨拶の仕方とか、子供たちと向き合ってる時の先生の態度とか、なるべく見学中に性格のキツそうな人がいないかは見るようにしていました。

 

また、コロナの関係で“事務室での説明会”しかできない園もあって、その園は正直あまり良い印象は持てませんでした。

 

事務室にいる先生方は“子供と接する顔“から“素“に戻ってしまっていて、そんな“素“の状態しか見られなかったので。

 

 

 

ポイント3、お手洗い

唯一、子供がひとりで立ち向かわなければならない場所かなと思ったので、汚くて怖い雰囲気ではなく綺麗だったら良いなと思いながらチラリと見るようにしていました。

 

まぁ汚いからといってこの保育園はダメという基準ではないです。

 

優先順位をつける時に、迷ったら綺麗な方にしよう、くらい。

 

 

 

ポイント4、自由とは何か

「うちは子供たちを自由にさせてます。」という保育園は半分くらいあったのですが、自由の加減が様々でした。

 

“朝、子供たちがミーティングをしてみんなでその日の遊ぶことを決める”という共同生活での自由。

 

“一日中、個々のやりたいことをやらせてます”という完全な自由。モンテッソーリ?と思ったけど、モンテッソーリを謳ってはいないらしいです。

 

“ままごとコーナー、ブロックコーナー、という形でコーナー分けしているので、それぞれが好きなところで遊べるようにしています”という選択型の自由。

 

どの自由も説明を聞いてる時は良いな〜と思ったのですが、2番目の完全に自由な園だけ本当に良かったのかな?って後になってもやもや悩まされました。

 

なんか、“自由”という名の“放任”だったかも?って思っちゃったんですよね。

 

せっかく見学に行ったのに園長先生にそこを突き詰めて聞かなかった私に反省しました。

 

 

 

ポイント、他

見学中に他のお母様方から質問として上がっていた点も、参考になりました。

 

  • 父母会はあるのか(無い園もありました)
  • 使用済みおむつの処理はどうしてるのか(どの園も、園で処分しているという回答でした)
  • ベビーカーを置いておくスペースはあるか(すべての園でありました)
  • 自転車や車などの駐車スペースは?(すべての園でありませんでした)
  • 用意するものは?(園によって違ったです。ベッドカバーを作らないといけない園が大変そうでした)
  • 食事について(除去食のことや、子供の好き嫌いへの対応について)
  • 連絡帳の有無(卒園まで毎日やりとりの園もあれば、1歳以降は週1になる園もありました。また、ノートではなく電子データでやりとりしているという園も。ハイテク〜)
  • 延長保育の融通(1日だけ延長できるのかとか、当日の急な延長への対応について)

 

それから、私の母から

  • 園庭の広さが魅力的な保育園だったけど、実際は子供をほとんど外で遊ばせない保育園だった
  • 子供のお迎えに遅れてしまったときに、玄関先に子供だけでポツリと待たされていた

ことがあったと経験談を教えてもらいました。

 

そんな保育園に通っていたはずの私は、こわーい松坂先生のことしか覚えていませんがw

 

万が一お迎えに遅れてしまったときのことは保育園に聞いておいても損はないと思います。

 

 

 

コロナの中での保育園見学

コロナの流行はまだそこまで収まっていませんが、ほとんどの園は廊下から教室を覗くところくらいまでは見させてもらえました。

 

それだけでもホームページやパンフレットでは分からなかった園の雰囲気が見れて良かったです。

 

見学させていただいた園で、見学は大事!と体験を語ってくれる園長先生もいましたしね。

 

また、たとえ園長先生の愛想が悪くても、“自由”の方針が違っても、どの園でも子供達は楽しそうにしていました。

 

子供にとっては、あっちの保育園が良かったーとかそういう比較はないですからね。みんな与えられた環境で目一杯楽しんでましたよ!

 

来年、息子がどの園に入ることになってもきっと大丈夫だなと思えたので、見学させてもらえて本当に良かったです。