あれっ、子育て中。

育児をしながら思うこと、いろいろ綴ってます。建築関係のお仕事もやってるよ!たまにはそういう話も出るかも?

離乳食について【アレルギーのリスクまとめ】

離乳食について、本で読んだことを忘れないためのメモ書きです。

 

リスクが高いので離乳食では与えなくても良いもの

そば

重症化しやすく耐性を獲得しにくいので離乳食では与えなくても良い。

うどんなど同じ釜で茹でたものにも注意。

 

ピーナッツ

アレルギーと誤嚥に注意が必要。焙煎されるとさらにアレルギー反応が強くなる。

カレーのルウやお菓子にピーナッツやピーナッツ油が使われているものがあるのでアレルギーの場合は注意。

 

ごま

粒ごま、すりゴマは誤嚥の可能性が、ねりごまも油脂が多くアレルギーの心配があるので離乳食で与える必要はない。

頻度は少ないがアナフィラキシーを誘発することがある。

 

はちみつ、黒砂糖

ボツリヌス菌による死亡例があるので1歳を過ぎるまでは与えない。

黒砂糖ははちみつと製法が同じなので、食中毒の報告はないが避けたほうが安心。

 

 

口腔アレルギー症候群

花粉症を持った学童期から成人女性に多い。

花粉と、果物や野菜に含まれるタンパク質が似ているためにアレルギー反応が起こる。

症状は果物や生野菜を食べた直後に唇や舌、口の中が晴れたり痒みやイガイガ感など。

報告が多い食品は、りんご、さくらんぼ、桃、キウイ、セロリ、にんじん、トマト

 

 

誤嚥しやすい食材

きな粉

ナッツ類

豆類

きな粉は湿らせば大丈夫。

ナッツや豆は4歳を過ぎた頃から、落ち着く環境で食べさせて。

 

 

のどに詰まりやすい食材

おもち

団子

こんにゃく

飴玉

ミニトマト

キャンディーチーズ

生のりんご

奥歯が生え揃っていないため十分に噛み砕けない食材は詰まる危険が高い。

柔らかく調理したり、小さく刻むよう工夫を。

 

 

アレルギー検査について

いつからという決まりはないが、離乳食を始める6ヶ月ごろにする場合が多い。

重い症状がある場合は3、4ヶ月でも検査をするが、その頃は陰性でも7、8ヶ月で陽性になる可能性もある。

また、陽性でも実際に食べた時になんの症状も出ないことがある(偽陽性)。

 

血液検査のクラス2までは症状が出ないことが多いので、少量ずつ食べて初めて様子を見ても良い。

クラス3で症状のでる確率は半々。

赤ちゃんでクラス4〜6の場合は除去食が望ましい。

1歳を過ぎてから再検査をするなど、定期的に検査をして食べられるようになっているか確認を。

胃腸が発達してきた1歳半ごろには食べられるようになってくる。(赤ちゃんに多い卵・牛乳・小麦などは3歳までに50%、6歳までに80〜90%が耐性を獲得する。)

 

 

この内容は「食物アレルギーをこわがらない!初めての離乳食」からの抜粋です。

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